CPU交換の改善効果&ネットワーク障害の改善

ヤマレコのサーバ状態をmuninというツールを使って可視化しています。
今回、CPU交換とネットワーク障害回復の影響が見て取れました。
変化が見えたものを中心に、過去1週間のグラフを載せておきます。

CPU交換

9/16の夜にサーバCPUをAthron X2からPhenom II X4 810に差し替えました。
マザーボードは変えていないので、FSBの周波数向上などの恩恵は得られていませんが、単純にCPUコア数が増えた効果がありました。


CPUの交換作業は数分で終わり、特に問題も起きませんでした。
体感速度が上がったかというと、いまいち良く分からないのですが、たぶん向上したのでしょう。



CPU利用率:コア数が2から4になって、夜間のバッチ処理でもCPUに余裕が出るようになりました。



LoadAverage:特に変化なし。CPUのコアあたりの負荷量は変わってない。



MYSQL slow queries:CPUが向上して、応答性能が改善した結果、Slow Queryの量が減りました。本来はSQL文を見直すべきですが。。。


ネットワーク障害の改善

9/15までの数日間、ネットワークが異常に遅くなっており、試しにPINGを打つとパケットロスが80%に達していました。
体感速度も異常に遅くなっていたのですが、ケーブルの挿抜とルータの再起動で症状が直りました。



active connections:ネットワークの不具合がなくなったことで、同時コネクション数も削減。



MYSQL threads:1コネクション当たりの処理時間が短くなり、Query当たりの処理時間が短くなった結果、スレッドを同時に立ち上げなくて良くなった。


たぶん子供が自宅サーバのLANケーブルを触って不具合が起きたんだと思います。
本当はレンタルサーバを借りて信頼性のあるネットワーク上に置きたいのですが、ヤマレコの広告収入だけでは月数万ものお金を出せる状況ではないし、現在はどうしようもないです。
何とかしたいなぁ。