横井軍平ゲーム館

本

横井軍平氏といえば、ゲーム＆ウォッチやゲームボーイ、
ファミコンの開発に携わってきた方で、「枯れた技術の水平展開」という
ポリシーで有名な方です。
ちょっと前の話ですが、その方が開発・監修された物の紹介本を読みました。


ユーザーが望んでいるのは技術じゃない。
ユーザーが何を「望んでいないか」を考えて、無駄な機能は削って
シンプルなものを作って行けることが重要だ
ということを書かれていました。


自分もつい技術志向になる傾向があるから何度も思い出すようにしたいです。
ヤマレコの開発でも、難しい機能の実装ばかりやってしまって、
本来やるべき使い勝手の向上に目が行ってなかったりする。


自分で全部やろうとしないで、詳しいことは専門家に任せる、
というスタンスもこれから入れていきたい。
アタマで理解したつもりになっても、頼む勇気がなかったり、
自分でやった方が早く思い通りのものができると思ってしまうところがあるし。


実際は専門家に任せた方が数倍いいものができる上に、
細かい実装まわりのノウハウ集めで時間を浪費してしまいます。
デザインとか苦手な所を考えているときに特にそう思います。


いろいろ想像をめぐらせてくれる本で良かったです。
あとバーチャルボーイが欲しくなったっす。